最も記憶に残るのは、犬の咬み付き事故でしょうか。
現在の神様お願い!!僕達を助けてのホームページを立ち上げて間もない頃でした。
ネットと言うものが出来るまでは、愛護活動と言うものは、極めて限定的で、地域密着であったものです。
しかし、一旦ネットで情報を公開すると、日本全国から相談事が寄せられます。
このご相談は九州からのものでした。
当ホームページは、猫が主体ですので、犬に関しての相談事は多くはありません。
そんな中の数少ない事例ではありますが、様々な意味で記憶深いものになっています。
犬の咬み付き事故というものは、実は、極めて深刻になる事態を秘めています。
まず、法律上の責任の大きさです。
民事上の損害賠償責任は言うまでもないことですが、刑事責任すら負わなくてはならない可能性があるのです。
それも、告訴がなくても公訴を提起できる「業務上過失傷害・致死」の責任も負わなくてはならない可能性もあります。
こうなると、場合によっては、刑務所にも入らなくてはなりません。
刑事事件判例民事事件判例普通はあまり考えないことかもしれませんが、そういった可能性が存在しているのが犬の飼育・・・それも大型犬や闘犬種の飼育なのです。
いわゆる犬種特性と言うものがありますよね。
これを充分考慮したうえで、犬を飼育すること・・・。
犬の飼育に関しては、それをまず考えなくてはならないのです。
イメージだけで、決して選んではいけません。
相談を受けたこの事故の場合、被害者がいわゆる「ややこしい関係」であったために、かなり難しい部分がありました。
事実、事故後に示談書を取らなかったことから、追加請求も寄せられ金銭を支払うことにもなりました。
その他、犬の処分も求められて、ご相談者は非常に困ってもいたものです。
この事例で、私は示談書を作成して提供をさせていただき、犬の処分が法律的に理屈が通らないことをアドバイスさせていただきました。
最終的に、犬の処分は免れましたが、他の方へ譲渡しそのお宅からは離れることで決着を致しました。
その際に作成させて頂いた示談書を元に作成をしたページが、
犬の噛み付き事故示談書の雛形です。
また、このような事故で損害賠償をしてくれる保険もありますので、
個人賠償責任保険もあわせて作成を致しました。
ペットを飼育することは、相応の責任が付きまとうんですね。
これを、やはり考えなくてはいけません。
この出来事は8年前くらいになります。
その後に(今から5年位前になるでしょうか)、土佐犬の保護活動で、webと現場が仲違いをした事例のご相談を受けました。
現地で、闘犬種の保護に当たっている人たちと、webでその活動の紹介をしている人との確執でした。
大型犬種や闘犬種の保護活動は、極めて困難を伴います。
ネットでwebページを単に見ている人だけの思惑通りに、はとても進みません。
「なぜ里親に出さない」「運動が不十分だ」とか、そんな非難があがったものです。
しかし、こういった犬種は、安易な里親探しは厳に慎むのは当然のことですし、散歩などの運動でも、相応に力量がある人でなければ、到底なしえないことなのです。
万一、事故が起こったときは、どうするのでしょうか。
こういう困難を抱えながら、実際の保護活動を展開しなくてはならないのが、現地のボランティアさんなんです。
しかし、この板ばさみになったweb管理人は、圧倒的多数のweb閲覧者の側についてしまい、結果、現地を叩くと言うことにもなりました。
これでは、活動が崩壊します。
私は、現地ボランティアさんの依頼を受けて、
この犬の保護活動のページを作成しました。
私のほうで、webを引き受けた感じです。
また、その他に、
動物を飼育することに関しての責任を言及したページも作成を致しました。
実は、当時、個人的にずっと書きたいと思っていたページを、この出来事を契機にして、書き上げた感じもします。
多分、ほとんど読まれないとも思われる、あまりに長文で硬いページですが、私の思いの全てをつめています。
ネットでのトラブルがそもそも背景にありましたので、相応のネットからのリアクションは覚悟の上でした。
「この文章を読んだ上で、言いたいことがあれば言って来い!」というような思いでもありました。
しかし・・・さほど私へのリアクションはありませんでした。
決して、間違ったことは言っていないとの自負もありましたが、やはり一抹の不安はあったものです。
この事件に関しては、根底には、飼い主の問題がありました。
飼い主が、命に対する責任を果たしさえすれば、それで何も起こらないことなのです。
いつも思うのですが・・・
ペットを飼育すること・・・それはかけがえのない命にかかわることであって、真剣に向き合わなくてはなりません。
でもそれは、ペットの命を一生涯面倒を見続けると言う極めて当たり前なことと、自分の社会的な責任をも果たさなくてはいけないと言う、両立が簡単ではない問題を含んでいるのです。
でも、それは、乗り越えなくてはいけない。
そのために何をすべきか・・・、どう考え、どのような行動をとらなくてはいけないのか・・・
ペットを飼育している方、一人一人に考えていただきたいですね。
もしお時間がありましたら、
ペットを飼育するということ〜その法律的な責任〜もお読みください。
面白い文章ではありませんが・・・。
実は、面白い文章を書くのは、とっても苦手です。。。